2021年現在、ホドロフスキーの『DUNE』はなぜ映像化されないのか
※世界で10,000人くらいが考えていそうなトピック
この秋から公開されている、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督版に感化されている。
今回の映画でDUNEを知った初心者としては、DUNEをめぐる文脈として触れてみたい作品が2つあった(リンチ版DUNE、ホドロフスキーのDUNE)。うち1つ、鬼才アレハンドロ・ホドロフスキー監督が1960年代当時『DUNE』に映像化に挑むも失敗した事件の顛末を語るドキュメンタリー、『ホドロフスキーのDUNE』(2013年)を観た。ホドロフスキー作品は、学生時代にDVDで『エル・トポ』や『ホーリーマウンテン』を観て、何一つわからなかった思い出がある。
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