メモ箱

映画の感想やポエムなど

映画感想

【感想】ネタバレ有『大怪獣のあとしまつ』:100点中5点を期待したら、150点の怪作だった

※本記事は、『大怪獣のあとしまつ』および『シン・ゴジラ』について、結末含め、色々なことをネタバレしています。未見の方はご注意下さい。

【感想】※ネタバレ注意!!!『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』:スパイダーマン、元気を出して……

日本公開前に、今回のスパイダーマンについて、SNSでごたごた、問題があったよう。みんな大好きトムホ版スパイダーマンの最新作にして、ネタバレ厳禁の内容となっているため、問題が大きくなってしまったことも理解した。 この記事では、ネタバレしています…

観客A的シネマランキング2021(ベスト10作品)

2021年に映画館で観た映画は81本でした。そのなかから、勝手にランキングを発表します。私のさじ加減すぎますが、割と「こんな映画、他に観たことない」と思ったものを、評価する傾向があります。あと、監督で映画を語りがちです。製作の方が決定権限強いは…

【感想】※ネタバレ無『偶然と想像』:映画だけでなく人生の初心を、思い出させてくれた

これは面白い!!!様々な人生を肯定したくなる優しい作品だった。脚本が凄い。ドライブマイカーは長すぎて合わなかったが、これは大好きでした。 (鑑賞直後にfilmarksへアップした、自分向けの一言感想メモ)

面白いことを考える人がいる:『マトリックス レザレクションズ』予習のために映画『マトリックス』を初めて全部見た

掲題がすべてですが、1991年生れの私は『マトリックス』公開当時は、劇場版『ポケットモンスター』の「ミュウツーの逆襲」「ルギア爆誕」「結晶塔の帝王 ENTEI」などにキャッキャウフフしていて、物心ついて映画が好きになってからも、『AKIRA』『ブレードラ…

【ネタバレ有】感想『ボストン市庁舎』:ドキュメンタリーというより、ボストンを題材にした詩では

上映時間、274分のドキュメンタリー映画。長いッ! 映画館で観てきたが、家で観ていたら、絶対飛ばしてしまったと思う。

【ネタバレ有】なぜ、映画『ファイト・クラブ』(1999年)は面白いのか

週末に、午前十時の映画祭で、『ファイト・クラブ』を観てきた。学生時代にDVDで何回も観たが大きなスクリーンで観るのは初めてだ。休日の午前十時台にも関わらず、ほぼ満員だったのに驚いた。

2021年現在、ホドロフスキーの『DUNE』はなぜ映像化されないのか

※世界で10,000人くらいが考えていそうなトピック この秋から公開されている、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督版に感化されている。 今回の映画でDUNEを知った初心者としては、DUNEをめぐる文脈として触れてみたい作品が2つあった(リンチ版DUNE、ホドロフスキーの…

感想『DUNE/デューン 砂の惑星』:夢は深淵からのメッセージ

10月15日から絶賛公開中の『DUNE/デューン 砂の惑星』を観た。IMAXで観てとても楽しかったので、通常の字幕版でも観てしまった。が、比較すると絶対にIMAXで観た方がいいなと思った。なお、原作小説や、これまで映像化された作品は未見、生まれて初めてのDUN…

ネタバレ有【感想】映画『キャッシュトラック』:下手なホラー映画より怖かった

ガイ・リッチー監督の最新作。今年5月『ジェントルメン』の記憶が新しいなか、まさか年に2回もガイ・リッチー作品を観られると思わず、なぜか映画館で予告編も見かけなかったので、ポスターだけの印象で素通りするところでした。

【雑な感想】『マスカレード・ナイト』

いつにもまして、雑な感想です!

ネタバレ有【感想】映画『ベイビーわるきゅーれ』:主演女性2人のアクションが見応えの良作

7月末に公開以降、映画ファンを中心に口コミで高い評価が広まり、上映時間が限られていることからムービーウォッチメンの候補には入らなかったものの宇多丸さんも観て大絶賛していた本作。池袋シネマ・ロサでようやく観てきた。

ネタバレ有【感想】『OLD』 あの子の話が気になった

ネタバレ全開です。 「最近のシャマランにしてもどんでん返し薄目では???」と、「うーん……」と、思ってしまったんですが、宇多丸さんの『OLD』評を聴き、「同じ映画を観ていたはずなのに、なに観てたんだろう……」と、大変反省させられました。 ※下記、い…

ネタバレ有【感想】『フリー・ガイ』:全方位向け優等生作品、だからちょっと物足りない

ライアン・レイノルズ主演の劇場公開新作映画、『フリー・ガイ』を観た。 ルール無用のオンライン参加型アクションゲーム「フリー・シティ」。銀行の窓口係として強盗に襲われる毎日を繰り返していたガイは、謎の女性モロトフ・ガールとの出会いをきっかけに…

ネタバレ有【感想】映画『ドライブ・マイ・カー』:村上春樹原作映画の難しさ

村上春樹原作映画を観るのは、『ノルウェイの森』『バーニング』に続き、人生これで3本目。ちなみに『ノルウェイの森』はベトナムのトラン・アン・ユン監督、『バーニング』は韓国のイ・チャンドン監督による映画化だ。

ネタバレ有【感想メモ】ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

固有名詞ちりばめ系のIQ低い感想です。

【感想】映画『少年の君』

世間的に大評判の作品。

ネタバレ有【感想】『プロミシングヤングウーマン』

近年特に、フェミニスト目線の映画が多くなっていること自体は喜ばしく(批判してしまったがディズニー実写版『クルエラ』もその配慮が命題になっている映画ではあった)「女性が主人公で、男性に制裁をしまくる映画らしい」と聞き、予告編を見て、とても楽…

【感想】『竜とそばかすの姫』:2021年暫定ベスト

観終わってから予告編を見ると、ちょっと誤解を生む感じながら大体の内容は予告編どおりな作品です。「竜」の正体だったり、アニメーションの切れ味の良さ等々が琴線に触れ、今すぐもう1回映画館へ行きたい衝動にかられ、仕方がなくなった。 (追記)3回観…

【ネタバレ有】感想『ブラック・ウィドウ』:アメコミ映画としては食傷気味ながらも、ありがとうナターシャ

アベンジャーズの紅一点要素、ブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)。ロシア出身の女スパイ。コスチュームはボンテージ衣装。演じているのは、あの、スカーレット・ヨハンソン。 ……それだけで「うわぁ、えっちなことして活躍しまくる、大人の女性なの…

【感想】ネタバレ有『クルエラ』:文句を言っている時点で逆に好きかもしれない、けれども。

映画はじめあらゆるものについて、良くないところは目につきやすい。だけど本当に大事なのは、良いところや強みを見つけ、伸ばす方です。 他人の作品を批判する暇があるなら、物事の良い面をみましょう。 ……という、精神で、やっていきたいのですが、すみま…

【感想】ウェス・アンダーソン監督『犬が島』(2018年):たった1つの惜しいディテール

2018年公開のストップモーションアニメ。